組合員・遊漁者へのお知らせ

組合員、遊漁者へのお知らせ

 

魚野川で捕獲したアユから、冷水病が確認されました。

 

●湯沢、塩沢地区で捕獲した一部のアユを、新潟県内水面水産試験場で検査を行った所、「冷水病に感染している」ことが8月15日に判明しました。しかし、現段階では感染源の特定までには至っていません。

●アユに対する病原性が確認されているA型の冷水病菌は極めてまれにアカザ及びオイカワからも菌が検出されたことのある病原菌であり、河川水の中でも生存する厄介な菌です。

 ただし、人間への感染は確認されていません。食べても触れても、人体に悪影響はありません。

●農林水産省所管のアユ冷水病対策協議会の報告によれば、「冷水病は体表に何らかの傷がある部位にのみ感染し、正常な皮膚には感染しないものと考える。」と記載されています。

 ☆但し、エラからも取り込まれ腎臓等で増殖することも考えられるそうです。

●なお、冷水病に感染したと思われるアユを捕獲した場合は、川に放流しないで下さい。

 既にサンプルとしての疾患アユは確保でき、検査の偏りの心配はないとの内水試の見解です。

 今後は事後経過のモニタリングを随時実施します。

感染している種苗の種類が岐阜県産、村上産、天然遡上について検査を実施しますが、感染源の特定と言う意味合いでは有りません。感染源の特定は困難との内水試の見解です。

 また、捕獲に使用したタモ網・投網・タイツ・引き船・おとり缶等の消毒をおすすめ致します。

●アユ漁を楽しみにしている方々には誠に恐縮ですが、今後は下記により対処しますのでご理解とご協力をお願いします。

 

1.まだまだアユ釣りをしたいと言う方も沢山いらっしゃると思いますので、遊漁券を購入希望するお客様には引き続き遊漁券の販売を行います。

2.なお、冷水病の疑いのあるアユの捕獲と、検査は継続して実施します。

3.健康なアユもたくさんいて、現に美しい大型アユも釣れています。

 

以上、ご納得のうえ引き続き遊漁券の購入をお願いします。

 


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